#004_キャンプの楽しさ

 1ヶ月立つのはとても早い。

意外とネタがない気もしつつ、書きたい内容だったりするものが割と重かったりする。

今月は箸休め記事にしたい。


先日、初めてキャンプに言った。

車で静岡の山奥にあるキャンプ場まで行き、1泊してきた。

テントを立て、火をくべて、その火を囲い食事をしながら話をする。


結論から言うと、とても楽しかった。

この楽しさと、なんとも言えない感情を言語化したい。


客観的にやったことを見聞きすれば、あまりおもしろいとは言えない。

なにをしたわけではなく、ただただ火を囲いながら話をしていただけだ。

きっと東京で同じことをしても面白くないだろう。

ではなぜ面白かったのだろう。


それはきっと、生を実感し文明の力の良さを体感できるからではないかと思う。

周りに人工物のない空間に放たれると、人は生命力が湧いているのではないか。

そこにあるものだけで、(極端だが)生きていかなくてはならず、寝床をつくり食事をつくる。

それを仲間と共有する。

大きな枠組みとしてはそうだが、その中で使うキャンプ用品は本当によく出来ている。

軽さと丈夫さ、快適さを極限まで追求した、いわば人類の英知の結晶だ。


大げさかもしれないけれど、世界的に売れている商品とはそういうものだ。

そういったものに触れることで「ああ、自分は本当に便利な世の中で生きているのだな」と

感じることができる。

その場で流す音楽だって、叡智の結晶だ。


「風邪が治った後、健康体って素晴らしい」と感じるあれと一緒。


このギャップがとてつもなく快感なのだろう。

また行きたい。

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