先週の木曜日の晩、スマホが突然壊れた。
いわゆるリンゴループというやつに陥って、電源が完全に入らなくなった。
iPhone7だったこともあり、自然に壊れても仕方がないかなとは思っていたが
新しく発表されるこんな間近に壊れるかとショックだった。
それ以上に、狼狽えた。
復旧させるためにあらゆる手をつくしたがダメだった。
一晩寝かせたら動くようになるのでは、と淡い期待を抱いてその日は眠りについたが、翌朝その期待は簡単に裏切られた。
この二日目は、動かないiPhoneをポケットに入れていないと不安になるぐらい、自分は依存していたんだなということに気付かされた。
何度も再起動を試すがダメだった。
プリコネの1.5周年の最中だったので、それもまたショックが大きかった。
3日目、古いスマホへ移し替えることを検討した。
最後のバックアップはいつとっただろうかとPCを確認した。
約1年前だった。
絶望した。
この時に、いっそスマホなしで生活してやろうと考えた。
この夜、久しぶりに読みたい本を読もうと読み始めた。
そこである変化に気づいた。
今まで布団に入って1時間はスマホをいじっていたところが、
布団に入って本を読み始めたら、ものの15分ほどで睡魔が襲ってきて眠りについた。
その日のコンディション等もあっただろうが、このなんともいえない清々しさに少しだけ希望を見た。
4日目に入ると、スマホを自宅の引き出しに入れて放置していた。
会社に行くときは電車でも常に本を読み、ランチへ行っても待ち時間は読書。
(これは多分異様に写っていたかも知れないが)喫煙所でも本を読んでいた。
するとどうだろう、めちゃくちゃ本が進む。
5日目。
もう本当にスマホなんていらないんじゃないかと思うようにすらなってきていた。
電車やどこかお店に行くたび、誰もがスマホをいじっているのをみて驚きすら感じていた。
LINE、メッセ、Slack等はPCでも操作ができるので実はそこまで不便しないじゃないか、と感じるようになり、1週間のお試しでと考えていたが、このまま9月の新iPhone発売まで過ごしてやろうかと考えていた。
6日目。
友人と夜約束をしていた。
友人には事前に、スマホがないことを伝えていた。
いつもの勢いで会社を出てあることに気がついた。
場所がわからん。
なんなら店の名前すらわからん。
ここで初めて、googleMAPの大事さに気付かされた。
今までマジでどうしてたんだと思った。
そして慌ててwifiのあるところでPCを開き調べてかろうじてわかった。
そして飛び出してまた気づく。
あ、これ間に合わない。
再び電波のあるところでPCからLINE電話。
この日本当につらかった。
7日目。
流石に電話だけでも、ということでSIMだけ入れ替えてアプリを使わずにいるのがこの日から。
そして、ちょうど今日で10日目。
この1週間で得た教訓がある。
1.自分はよくても周りが迷惑
スマホは持ってて当たり前。ないって言うとたいてい、「は?」ってなる。
自分は良くても周りに迷惑がかかる。
ので、なしはたぶんありえない。
2.iCloud課金すべき
これはもう教訓。
というか周りに聞くとすでに結構みんな入ってる。
3.スマホは寝る前いじらない
よく、ブルーライトがあるから辞めたほうがいいと言うけどホントかな、
ついついなーと思っていた自分だったが、本当に辞めたほうがいいと感じた。
自らの可処分所得時間がいかにスマホに取られていたかを如実に感じた1週間だった。
スマホとは適切な距離感で過ごそうと強く感じた。
面白い話では、ない。
以上。
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